2012年2月25日土曜日

懇談会

入居者、入居者の親御さんやご兄弟、ぱれっとスタッフが集まり懇談会を行いました。


写真をとるのを忘れてしまいましたが・・・・


いこっとが2010年4月に立ち上がり、立ち上げ当初から住んでいた入居者は今年の4月でいこっと生活2年が経過します。
このタイミングで、親御さんも含めてざっくばらんに話し合う場をつくり、2年間を振り返り、これからの生活につなげていくことが目的です。


懇談会の中で印象的だった言葉を少しご紹介
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「自分の居場所を見つけることができたのだと思う。居場所を見つけ、そこでどのように暮らしていくのかを自分なりに見つけてきたのではないかと考えている」


「人の感謝がわかるようになって「ありがとう」という言葉が増えた。今までは、同じことを繰り替えし言っていたが、「おいしい」や「ありがとう」という言葉が増えてきてうれしく感じている」


「入居後にピアノを習い始め、今度発表会があるため体調管理も気をつけている。」


「一人でも身近に相談できる人がいてくれたらと思う。」



「生活ではなく、人生を歩んでいってほしい。」
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それぞれがそれぞれの思いをもって暮らしているいこっと

入居者同士だけではなく、親御さんやスタッフの皆様の意見を聞かせて頂くことで
今度どのような人間関係を形成し、どのような家をつくっていくことが大切なのかを改めて考えることができました。

これからも多様な視点を取り入れながら
豊かな生活をつくっていければと思います。

2012年2月12日日曜日

2月 体験宿泊

いこっとは1室空きがあるため、体験宿泊を行う期間となっています。

今回はぱれっと事務局のスタッフの方がいこっとに2泊3日の体験宿泊に来てくださいました。女性陣が4人となり、さらに強力に・・・


女子3人

金曜日の夜は歓迎会+久しぶりのプチホームパーティー

ピザパーティー

そして次の日はアサカツ

いつもと違うメンバーも混じりアサカツ


いこっとに住んでいれば関係性は入居者同士だけでは終わらず、外に外に広がる
日常の中に多様な人との交流がある暮らしがどれだけ豊かなことなのかということを実感。

他のシェアハウスには、外部の人が泊まれるようなゲストハウスがあったりするらしいですね。
(いこっとでも体験宿泊ができるように、3階の屋上にテントを用意しようかな・・・)

「あなたとわたし わたしとあなた」出版記念パーティー


2月に小学館から出版された絵本「あなたとわたし わたしとあなた 知的障害者からのメッセージ」の出版記念パーティーが恵比寿のギャラリーで行われました。

あなたとわたし わたしとあなた

ギャラリー一面に貼られた写真には入居者の笑顔も

2000枚もの写真の数々


本に載せてもらったいこっとのページをご紹介


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いろいろな人と住む。

「いこっと」は知的障害者と健常者、合わせて8人が住むシェアハウス。時間が合えばいっしょにご飯を作って食べる。
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8月に行ったアサカツの写真です。


ぱれっとが30年間積み重ねてきた現場からのメッセージの数々



・障害者を「社会から護る福祉」から「社会に押し出す福祉」への発想の転換

・障害者は特別ではなく、当たり前にそこにいる存在としてとらえる

・障害の有無にかかわらず気軽に声がかけ合える関係をつくることの大切さ


本を手にとれば忘れかけているけど大切なことを思い出させてくれるはずです。


いこっとは
「あなたとわたしわたしとあなた」
の出会いと関係性を発見し見つめ直す場所

このブログからも、日常にある
出会いと関係性の変化を発信していきたいと思っています。

最後に理事長と姫